Interview
プラントエンジニア 経験者採用
M. T.
ヘルメット姿でプラントに立つM. T. ヘルメット姿でプラントに立つM. T.

設備技術者として、プロジェクトを
通じて経験の幅を広げていく

前職
総合化学メーカーでプラントエンジニアリング(8年5ヶ月)
入社年
2022年 キャリア入社
所属
大阪工場 工務部
勤務地
大阪
※掲載内容は取材当時のものです(2026年5月)

Part 1

キャリア — なぜ住友化学へ?

多様な設備のEPC業務に関わり、
専門性の幅を広げていく

前職での仕事内容を教えてください
新卒で総合化学メーカーに入社し、プラントエンジニアリング部門で機器設計に携わっていました。そこでは約6年間にわたってグループ内の大型EPC(プラントの設計・調達・建設)案件の経験を積みながら、他社のプラントエンジニアリングにも携わりました。その後、自ら希望して保全部の所属となり、1年5ヶ月ほど工場設備の維持改善に関わる設計を担当しました。
室内で話すM. T. 室内で話すM. T.
転職前、どんな課題感を抱えていましたか?
会社の方針や組織の仕組みとして、異動や人事交流の機会が限定的で、技術的な経験の幅を広げることが難しいと感じていました。私は設計にとどまらず、幅広い業務を経験して成長したいという思いがあり、調達・工事管理などさまざまな角度から多様なEPC案件に携わりたいと考えていました。その意味で保全部での設計業務は自分の希望に添っていたのですが、一時的な異動であったため、中長期的に見て、大規模かつ難易度の高いEPC案件に継続して関わる機会が限られるように感じていました。
住友化学を選んだ決め手は何でしたか?
選考過程の面接や工場見学を通じて、設備の規模や業務の進め方、現場の雰囲気などがよく理解できました。私が求めていた継続的に経験を広げながら成長できる環境があると感じた点が、転職の決め手になりました。

前職との比較 — M. T.さんが感じた違い

住友化学
  • 横断的な人事交流がある

    本人の希望や適性をふまえて配属や異動を検討してもらえる

  • 学べる環境がある

    経験者に対する教育や受け入れ体制が整っている

  • 多様な工務経験

    EPC案件の幅が広く、多様な経験が積める

入社後、新しい職場にはスムーズに適応できましたか?
キャリア入社の人材が活用できる教育リソースが充実し、所属組織の受け入れ体制も整っていたため、スムーズに適応できたと思います。プラントエンジニアリングは関わる人が多い仕事なので、自ら積極的に関係部署や現場に足を運び、相談や情報共有の機会を増やすことに努めました。その結果、比較的早く周囲に受け入れていただき、社内の人間関係を築いていくことができました。仕事に慣れるに従って、住友化学の業務の進め方や社内ルールにも無理なくキャッチアップできました。
ヘルメット姿でゴーグルを直すM. T. ヘルメット姿でゴーグルを直すM. T.

Part 2

仕事内容 — 何を、誰と、どう進めているか

ものづくりの現場の課題解決を
設備機器のプロとして考え抜く

今の仕事内容を具体的に教えてください

大阪工場の工務部で、複数の担当工場の製造設備投資および改造案件に携わっています。ゴムの品質を向上させる薬剤や触媒、農薬、高分子添加剤などさまざまな製品を扱っています。

まずは製造部門から「こんな合理化を進めたい」といった構想やアイデアを受けて、実現可能性を検討します。この時、製造側のやりたいことを理解して、「どうすれば実現できるのか」をコスト面を含めて具体的に示していきます。
製造との意見交換を経て、見積仕様書が固まれば、予算を申請して社内の関係部門を調整、機械・電気・計装など設備ごとに社外ベンダーに発注します。建設工事着工後のマネジメントは、保全チームに引き継ぐ形で進めています。

チーム体制と仕事の進め方を教えてください
上司と私を含む5名の少数精鋭のチームで大阪工場における改造プロジェクトを進めています。メンバーそれぞれが担当工場を持ち、基本的にその工場内の案件を担当します。案件の進捗・繁閑状況に応じて、担当外の工場も相互にカバーし合う体制で進めています。
日々の細かな対応は担当者の判断をベースに進め、週次や隔週の会議で課題を整理しながら、上司のレビューを受けて方針を決定しています。重要な仕様変更などの調整は、必要に応じて関係部門の合意を得て進めていきます。情報共有を徹底しながら必要に応じて軌道修正できる点は、経験年数の少ないキャリア入社のメンバーが仕事を覚えていくうえでプラスになると考えています。
職場の雰囲気と一日のスケジュールを教えてください
工務部は比較的若手の多い職場です。疑問点があればすぐ相談でき、助け合いながら進める雰囲気があります。なんでも気軽に相談できる職場であることは、キャリア入社や社内異動で着任した若手メンバーにとって嬉しい環境だと思います。
クリップボードを手に設備を確認するM. T. クリップボードを手に設備を確認するM. T.

Time Schedule

M. T.さんの一日(在勤日のスケジュール例)
8:00
出社
メール/ビジネスチャットを確認、当日の優先順位を整理
8:15~8:30
朝の簡単なタスク整理
To Do、問い合わせ対応の段取り
8:35~10:30
図面・仕様書作成/設計検討
製造側の要望をふまえ、機器仕様、設計条件を整理
10:30~11:30
関係部門との打ち合わせ
製造・保全チームとは、できるだけ現場に出向き、モノを見ながら話す
11:30~12:00
見積依頼
反応槽からポンプ、バルブに至るまで、多種多様なベンダーさんに見積を依頼
12:00
昼休憩
13:00~14:00
現場確認
予算見積の前提確認
14:00~15:00
設計検討の反映
仕様確定、資料更新、リスクや安全観点の整理など
15:00~16:00
チーム内共有・上司レビュー
方針確認、優先度の調整
16:00~17:30
発注仕様書・社内手続き資料の作成
稟議/投資申請の準備を含む
17:30~18:00
デスクワーク
関係者へ連絡・翌日の段取り、未決事項の整理など
18:00
退勤

Part 3

成長・やりがい — 入ってから、何が変わったか

「ありがとう。助かったよ」
現場の笑顔に力をもらって

仕事の中で「やりがいを感じる」のはどんな時ですか?

工務部は製造部門との距離が非常に近く、現場の課題や要望を直接聞いて仕様を検討していくことから仕事が始まります。現場の担当者が課題を率直かつ丁寧に教えてくれるので、きめ細かな改善提案が行いやすいと感じています。そして、こちらの提案が採用されて、実際に製造プロセスの改善につながると、「ありがとう! 助かったよ」といった感謝の言葉をいただくこともあります。安全で使いやすい設備改造へのこだわりや仕様の工夫などが現場から評価されることは、この仕事ならではの醍醐味であり、設備技術者として大きな喜びを感じる瞬間です。

また、複数領域の工場を横断して投資・改造案件に関われるため、案件の選択肢が多い点も住友化学ならではの魅力です。仕事を通じて設備技術者としての経験値を広げていきたい私にとって、まさに求めていた環境があります。

住友化学だからこそできた「挑戦」や「成長」はありますか?
入社4年目、サウジアラビアのグループ会社に3ヶ月間出張する機会がありました。大型石油化学プラントの定期修繕に参加したことは、大きな成長実感につながりました。「海外の現場で経験を広げたい」という希望を出していましたので、それが叶った形です。現地ではプラントの規模に驚き、当初は英語でのコミュニケーションにも戸惑いました。
サウジアラビアでは、イレギュラーな事象に対応する部署を支援しましたので、想定外のトラブル発生時にも、あわてずに国際規格に則って確実に補修対応していくことの重要性を学びました。図面・仕様・現場状況をもとに要点を整理し、必要なことは短い英語や資料、周囲のサポートも活用しながら関係者と調整。なんとか期限内にやり遂げることができました。自分から手を挙げて新しい環境に飛び込み、周囲と協力しながらやり切ったことは貴重な経験でした。
今後のキャリアビジョンを教えてください
工務部の設計担当として、工場設備の進化を上流から支援してきた経験を軸に、より大きなテーマや難易度の高い案件で確実に成果を出せる人材になりたいです。これまでに経験したことのない分野の製品を扱う工場の改修改造においても、技術・コスト・工程・安全という視点で判断を下しながら、全体最適で案件を前に進めていく力を高めたいと考えています。
また、若手の育成やチームの生産性向上にも、今以上に貢献しなければと思っています。「製造現場の課題感をふまえて設計仕様を工夫する」という本質的な業務に、若手がより集中できる環境を整えていきたいです。
同僚とノートPCを囲んで話すM. T. 同僚とノートPCを囲んで話すM. T.

Part 4

転職して変わったこと — 働き方や生活について

デジタルワークの恩恵を感じながら、
オフの交流も楽しむようになりました

転職後、働き方や生活面で変わったことはありますか?

日常業務の中でデジタル環境を有効に活用できるようになったことは、前職との大きな違いです。DXが進んでいる住友化学では、設備機器の設計において各工場の配管計装図などを瞬時に参照でき、効率的な図面作成が可能です。360度カメラによる製造現場のモニタリングは、多種多様な製造ラインで構成された大阪工場のプラントエンジニアリングにおいて、施工管理や安全管理の側面で絶大な効果を発揮してくれます。

生活面では、千葉工場に勤務していた時にゴルフを始め、大阪工場に異動してからも続けています。ゴルフを楽しむようになったおかげで社内外の交友が増えたことは、転職後の生活面の変化の一つです。職場のメンバーや関係部署の方々と仕事を離れてコミュニケーションする機会ができ、結果的に普段の業務でも気軽な相談や調整がしやすくなったと感じています。

Private
M. T.さんのオフの過ごし方
富士山を背にポーズを取るM. T. 富士山を背にポーズを取るM. T.
妻と熱海へ旅行へ行った時、徒歩で向かう際に富士山が見えたので写真を撮りました。
海を望む窓辺でピースをするM. T. 海を望む窓辺でピースをするM. T.
熱海での朝食の写真です。
大間崎の看板前に立つM. T. 大間崎の看板前に立つM. T.
青森の三沢工場に千葉工場在籍時にお世話になった先輩のところへ遊びに行き、大間のマグロを食べました。
転職を考えている方に、伝えたいことはありますか?
Message
M. T.さんからのメッセージ
転職の決断には不安もあると思います。でも、まずは自分が何を大事に仕事がしたいのか…成長機会、挑戦、働き方など…を言語化し、面接や工場見学などで実際の現場を見て判断してみるのが大切です。決断に迷われたら、候補企業の情報を集めたうえで「納得できる理由があるかどうか」を軸に選ぶことをお勧めします。私自身も、これまで培った人脈がリセットされることや、自身にどのような役割が期待されているのかといった不安がありました。それでも入社後、自分から関係者にコミュニケーションを取ることで、徐々に職場に馴染むことができました。充実した教育体制もあり、早期に自分らしく仕事ができるようになったと思います。
ヘルメット姿で前を見つめるM. T. ヘルメット姿で前を見つめるM. T.
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