Interview
プロセスエンジニア 経験者採用
N. Y.
ヘルメット姿でプラントに立つN. Y. ヘルメット姿でプラントに立つN. Y.

専門性を高め、多様なフィールドで活躍できる
プロセスエンジニアになる

前職
プラスチック加工メーカー・製造スタッフ(3年11ヶ月)
入社年
2023年 キャリア入社
所属
千葉工場 第二製造部 水性樹脂課
勤務地
千葉
※掲載内容は取材当時のものです(2026年5月)

Part 1

キャリア — なぜ住友化学へ?

大規模な工場の設備改修に取り組み、
プロセス技術を深めたい

前職での仕事内容を教えてください
大学・大学院で専攻していた機能材料工学を中心とした化学の知見を活かしたいと考え、新卒で大手プラスチック加工メーカーに就職しました。製造部門の周囲の人と協力し職場を改善するという働き方に魅力を感じていたため、製造スタッフを希望。配属された製造部門ではヒト・モノ・カネの管理を中心に幅広い業務を経験しました。具体的には、生産工程の調整や設備補修、生産安定化、製品トラブル対応、新製品・新プロセスの立ち上げ支援といった業務から、製造コストの最適化や品質管理、工場の交替勤務要員の管理、在庫管理や予実管理に至るまで、幅広い経験を積みました。
室内で笑顔を見せるN. Y. 室内で笑顔を見せるN. Y.
転職前、どんな課題感を抱えていましたか?
人間関係にも恵まれた職場でしたが、工場は新旧設備が混在するハイブリッドな環境であり、製造DXの推進やそのデータを利活用した高度な技術検討に対する難しさがありました。また、作業性改善に向けた設備予算が十分に確保しづらく、現場で操業を担う社員に職場環境の改善を実現しにくい歯がゆさを感じていました。
住友化学を選んだ決め手は何でしたか?
製造設備のエンジニアとしてより専門性を高めるため、相応の規模のプラントでプロセス開発に携わりたいと思うようになりました。そして転職活動を進める過程で、住友化学の千葉工場の求人を発見。採用面談で業務内容や現場の雰囲気などを確認でき、製造設備の改善を通じてスキルアップが図れる環境があると感じ、ここで働きたいと思いました。通勤しやすい工場の立地や福利厚生が充実している点も魅力でした。

前職との比較 — N. Y.さんが感じた違い

住友化学
  • 安全と品質を重視

    安全文化や品質意識が高いレベルで浸透し、収益改善以外の環境整備に対する設備投資にも積極的

  • DXツールの充実

    生成AIを含む業務補助ツール/基盤が整備され、必要に応じて新しいソフトも申請可能

  • コンプライアンスの徹底

    案件ごとに厳密な承認フローを設け、多角的な視点でリスクヘッジ

入社後、新しい職場にはスムーズに適応できましたか?
前職とは製品や担当領域が異なるため、直接的に経験が活かせる転職ではありませんでした。しかし、経験豊かな先輩から丁寧なOJTを受けることで、日常の業務フローの中で必要な知識は自然に習得できました。OJTだけでなく、集合研修や選択型のeラーニング「スミカ・ナレッジ」などの教育リソースが充実しており、知識をベースに確実に業務を進めていける環境が整っていると感じました。また、自分が分からないことは積極的に周囲の教えを受け、入社して半年ほどで、ある程度の実務は責任を持って進められるようになったと思います。
ゴーグル姿で配管を確認するN. Y. ゴーグル姿で配管を確認するN. Y.

Part 2

仕事内容 — 何を、誰と、どう進めているか

高機能樹脂の製造プロセスを最適化し、
生産効率の向上と安定操業に貢献する

今の仕事内容を具体的に教えてください

ポリエーテルスルホンと呼ばれる樹脂の製造プロセスの改善業務を担当しています。ポリエーテルスルホンは耐熱性と強度を兼ね備えたスーパーエンジニアリングプラスチックで、電気自動車や航空機の部品から医療器具といった用途まで、幅広い最終製品に使用されています。

私は技術チームの一員として、生産プロセスの最適化や安定操業を目的に、生産条件の見直しや設備導入、管理の簡易化に向けたDXの検討に携わっています。特に力を入れて取り組んでいるのが、工場の日産能力の向上です。製造工程におけるボトルネックを抽出し、運転条件の見直しや新しい設備を導入することで生産性の向上を図っています。また、安定操業に向けたさまざまなフォローや、新規樹脂製品の生産体制の構築などにも取り組んでいます。

チーム体制と仕事の進め方を教えてください

水性樹脂課の技術チームは、技術統括のチームリーダーのもと、先輩社員4名と私で構成され、メンバーはそれぞれ担当テーマを持って業務に臨んでいます。
業務の中で判断に迷うことがあれば、その場で先輩社員に確認できますし、隔週の進捗報告会議で上司からフィードバックをもらい、ミスなくスムーズに業務を進めることができています。設備機器の改造や条件変更など大きな意思決定が必要な場面では、課長・部長によるフォローアップ、および承認フローを踏むことで、確認不足による生産不具合などのリスク低減が図れる環境になっています。

また、住友化学では製造部署内でプロセスエンジニアの業務領域が分かれ、適切な裁量のもとに業務負荷をコントロールできるので、働きやすさにつながっています。

職場の雰囲気と一日のスケジュールを教えてください
穏やかで親切な人の多い職場です。分からないことを質問すると、皆さん丁寧に教えてくれるだけでなく、「その領域であれば社内にもっと詳しい人がいるよ」など、社内のスペシャリストを紹介してくれることもあります。紹介を受けてメールやWeb会議でコミュニケーションを取ることで、経験から培われた貴重なナレッジを学ぶとともに、データに基づいて製造工程の最適化を進めることができます。
オフィスで同僚と話すN. Y. オフィスで同僚と話すN. Y.

Time Schedule

N. Y.さんの一日(在勤日のスケジュール例)
8:00
出社
8:10~9:00
引き継ぎ業務
製造プロセス監視室で夜間の生産状況の引き継ぎ
9:00~10:00
チーム内会議
生産性最適化に向けた条件見直しに関するすり合わせ
10:00~11:30
生産概況報告会
所定期間の生産量やトラブル対応の内容などを共有
12:00~13:00
昼休憩
13:00~15:00
ソフトエンジニアリング
プロセス全体を制御する分散制御システム(DCS)に新たな命令コードを作成
15:00~16:00
資料作成
作業者への条件指示書を作成
16:00~17:00
個別打ち合わせ
新たに導入する機器の設計に関する打ち合わせ
17:00
退勤

Part 3

成長・やりがい — 入ってから、何が変わったか

蓄積された技術リソースを活かし、
成長を目指せる環境がある

仕事の中で「やりがいを感じる」のはどんな時ですか?

入社して半年ほど経った頃、ある製造ラインの自動計量装置の課題を自分のアイデアで解決したことがあります。当時、調達した原料を正確に計量して反応槽に投入する工程において、投入量の精度が安定せず、原料を廃棄するなどのロスが発生していました。何度か改善策を試してきたものの抜本的な解決には至らず、大規模な予算を投下してプラントのレイアウトを大幅に改造する必要があると考えられていました。

私は計量器のソフトウェアに手を加えれば、限られたゾーンの改良だけで済むのではないかと考え、会議の場で提案。その後、計量器メーカーと直接打ち合わせの機会を持ち、制御フローを変えたソフトを適用してもらったところ、計量誤差はほとんどなくなりました。操業担当の方からは、「歩留まりも操業性も劇的に良くなった」ともコメントいただき、大きな達成感を覚えました。

住友化学だからこそできた「挑戦」や「成長」はありますか?

さらに大規模な案件への挑戦として、ある新製品の立ち上げに携わったことです。その中で私は実設備を使った試作を担当することになりました。新製品は未知の領域が多く、試作条件の設定が難しい状況でした。ただ住友化学には、反応や最終物性を確認するためのパイロット設備や、工程ごとの流動挙動をシミュレーションする解析チームなど、検討を支える環境が揃っていました。そのため短い検討期間でも他部署と連携することで必要な情報を集めることができ、無事重大なトラブルを回避し、ロングランの試作を完遂することができました。

また住友化学には、過去に稼働したあらゆる設備機器の設計・施工図面や、製造の過程で得られた膨大なプロセスデータが蓄積され、容易に検索できる環境が整えられています。入社してみて分かったことですが、全社で培われた技術が欠落せずに次の世代に受け継がれるよう、継続的にそれらのリソースを拡充する努力をしている会社です。おかげでプロセスエンジニアとして、恵まれた環境を活かしながら次々に新しい挑戦ができ、成長していける環境があると感じています。

今後のキャリアビジョンを教えてください
現在のプラントで、より多くの種類の製造設備の導入や改造に携わることで、さらに機器や法規に対する知識を深化させたいです。また今後も多様な製造工程のエンジニアリングを経験し、今の職場だけにとらわれず即戦力として活躍できるエンジニアになりたいです。将来的には、プラント新設といった大きな起業に携われることを目標に精進していきたいと考えています。
プラントで同僚と打ち合わせるN. Y. プラントで同僚と打ち合わせるN. Y.

Part 4

転職して変わったこと — 働き方や生活について

担当業務に最大限集中しながら
充実した毎日を送る

転職後、働き方や生活面で変わったことはありますか?

最も大きな変化は、注力したい業務に集中して取り組める環境があることと、ワークライフバランスが上手く調和した毎日を過ごせていることです。
製造部では担当分野ごとに業務が分かれているため、自分の業務に集中して取り組めます。深掘りした成果物の作成や、専門的な業務にも積極的に挑戦しています。また、チームで仕事を進めているため、メンバーに急な休みがあっても、互いに柔軟にカバーしながら対応できます。

大きな工業地帯の一角を占める千葉工場は、基本的な生活環境に不自由はありません。給与面でも満足していますし、趣味の時間も確保できています。転職前、家族は「新しい職場環境に馴染めるか」を少し心配していましたが、組織として人材の受け入れ体制が整い、人を大切にする穏やかな社風もあって、自然に周囲と打ち解けることができました。

Private
N. Y.さんのオフの過ごし方
プールで愛犬と遊ぶN. Y. プールで愛犬と遊ぶN. Y.
休日にはぷらっとペットとおでかけ。房総半島をドライブしていたらプール付きドッグランを偶然発見!
白川郷で愛犬を抱くN. Y. 白川郷で愛犬を抱くN. Y.
今年は河口湖へ家族で旅行。関東圏内だけでもいろんな旅行先があって毎年の旅行が楽しみになっています。
転職を考えている方に、伝えたいことはありますか?
Message
N. Y.さんからのメッセージ
前職とは異なる技術領域への挑戦など、働く環境を変える決断には不安が伴うと思います。それでも、これまでの業務に真剣に取り組んできた実績があれば、転職は成長のチャンスだと思います。住友化学には、キャリア入社の人材が早期に新しい職場に適応できる受け入れ体制があり、新たな専門性を学ぶための環境も整っています。新卒/キャリア入社に関わりなく、意欲次第で高い裁量のもとに重要な案件に挑戦できます。また、広い視野を持って将来のキャリアを設計でき、本人の希望をふまえたキャリアパスに沿って、新しい挑戦の機会が得られる会社だと思います。
ヘルメットに手を添えるN. Y. ヘルメットに手を添えるN. Y.
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