専門性を高め、多様なフィールドで活躍できる
プロセスエンジニアになる
- 前職
- プラスチック加工メーカー・製造スタッフ(3年11ヶ月)
- 入社年
- 2023年 キャリア入社
- 所属
- 千葉工場 第二製造部 水性樹脂課
- 勤務地
- 千葉
Part 1
大規模な工場の設備改修に取り組み、
プロセス技術を深めたい
前職との比較 — N. Y.さんが感じた違い
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安全と品質を重視
安全文化や品質意識が高いレベルで浸透し、収益改善以外の環境整備に対する設備投資にも積極的
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DXツールの充実
生成AIを含む業務補助ツール/基盤が整備され、必要に応じて新しいソフトも申請可能
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コンプライアンスの徹底
案件ごとに厳密な承認フローを設け、多角的な視点でリスクヘッジ
Part 2
高機能樹脂の製造プロセスを最適化し、
生産効率の向上と安定操業に貢献する
ポリエーテルスルホンと呼ばれる樹脂の製造プロセスの改善業務を担当しています。ポリエーテルスルホンは耐熱性と強度を兼ね備えたスーパーエンジニアリングプラスチックで、電気自動車や航空機の部品から医療器具といった用途まで、幅広い最終製品に使用されています。
私は技術チームの一員として、生産プロセスの最適化や安定操業を目的に、生産条件の見直しや設備導入、管理の簡易化に向けたDXの検討に携わっています。特に力を入れて取り組んでいるのが、工場の日産能力の向上です。製造工程におけるボトルネックを抽出し、運転条件の見直しや新しい設備を導入することで生産性の向上を図っています。また、安定操業に向けたさまざまなフォローや、新規樹脂製品の生産体制の構築などにも取り組んでいます。
水性樹脂課の技術チームは、技術統括のチームリーダーのもと、先輩社員4名と私で構成され、メンバーはそれぞれ担当テーマを持って業務に臨んでいます。
業務の中で判断に迷うことがあれば、その場で先輩社員に確認できますし、隔週の進捗報告会議で上司からフィードバックをもらい、ミスなくスムーズに業務を進めることができています。設備機器の改造や条件変更など大きな意思決定が必要な場面では、課長・部長によるフォローアップ、および承認フローを踏むことで、確認不足による生産不具合などのリスク低減が図れる環境になっています。
また、住友化学では製造部署内でプロセスエンジニアの業務領域が分かれ、適切な裁量のもとに業務負荷をコントロールできるので、働きやすさにつながっています。
Time Schedule
Part 3
蓄積された技術リソースを活かし、
成長を目指せる環境がある
入社して半年ほど経った頃、ある製造ラインの自動計量装置の課題を自分のアイデアで解決したことがあります。当時、調達した原料を正確に計量して反応槽に投入する工程において、投入量の精度が安定せず、原料を廃棄するなどのロスが発生していました。何度か改善策を試してきたものの抜本的な解決には至らず、大規模な予算を投下してプラントのレイアウトを大幅に改造する必要があると考えられていました。
私は計量器のソフトウェアに手を加えれば、限られたゾーンの改良だけで済むのではないかと考え、会議の場で提案。その後、計量器メーカーと直接打ち合わせの機会を持ち、制御フローを変えたソフトを適用してもらったところ、計量誤差はほとんどなくなりました。操業担当の方からは、「歩留まりも操業性も劇的に良くなった」ともコメントいただき、大きな達成感を覚えました。
さらに大規模な案件への挑戦として、ある新製品の立ち上げに携わったことです。その中で私は実設備を使った試作を担当することになりました。新製品は未知の領域が多く、試作条件の設定が難しい状況でした。ただ住友化学には、反応や最終物性を確認するためのパイロット設備や、工程ごとの流動挙動をシミュレーションする解析チームなど、検討を支える環境が揃っていました。そのため短い検討期間でも他部署と連携することで必要な情報を集めることができ、無事重大なトラブルを回避し、ロングランの試作を完遂することができました。
また住友化学には、過去に稼働したあらゆる設備機器の設計・施工図面や、製造の過程で得られた膨大なプロセスデータが蓄積され、容易に検索できる環境が整えられています。入社してみて分かったことですが、全社で培われた技術が欠落せずに次の世代に受け継がれるよう、継続的にそれらのリソースを拡充する努力をしている会社です。おかげでプロセスエンジニアとして、恵まれた環境を活かしながら次々に新しい挑戦ができ、成長していける環境があると感じています。
Part 4
担当業務に最大限集中しながら
充実した毎日を送る
最も大きな変化は、注力したい業務に集中して取り組める環境があることと、ワークライフバランスが上手く調和した毎日を過ごせていることです。
製造部では担当分野ごとに業務が分かれているため、自分の業務に集中して取り組めます。深掘りした成果物の作成や、専門的な業務にも積極的に挑戦しています。また、チームで仕事を進めているため、メンバーに急な休みがあっても、互いに柔軟にカバーしながら対応できます。
大きな工業地帯の一角を占める千葉工場は、基本的な生活環境に不自由はありません。給与面でも満足していますし、趣味の時間も確保できています。転職前、家族は「新しい職場環境に馴染めるか」を少し心配していましたが、組織として人材の受け入れ体制が整い、人を大切にする穏やかな社風もあって、自然に周囲と打ち解けることができました。