Interview
プラントエンジニア 経験者採用
H. S.
工務部長
ヘルメット姿で腕を組むH. S. ヘルメット姿で腕を組むH. S.

多様なプラントの改修や新設を手がけながら、
技術者として経験の幅を広げ、成長できる

前職
ごみ処理施設の機械設計・プラントエンジニアリング(8年間)
入社年
2008年 キャリア入社
所属
愛媛工場 工務部
勤務地
愛媛
※掲載内容は取材当時のものです(2026年5月)

Part 1

キャリア — なぜ住友化学へ?

幅広い技術、設備を扱う環境で
プラントエンジニアリングを極めたい

前職での仕事内容を教えてください
産業機械メーカーで、地方自治体のごみ処理施設で稼働する環境性能の高い焼却炉や、廃棄物を燃料化するリサイクル施設などの設計に携わっていました。大学・大学院で学んだ粉体工学の知見を活かした機械設計を主務として、プラントエンジニアリング全般を担当。建設工事、試運転から引き渡し、稼働後のメンテナンスに至るまで、一連の業務に携わることにやりがいを見出していました。
腕章をつけ室内で話すH. S. 腕章をつけ室内で話すH. S.
転職前、どんな課題感を抱えていましたか?
前職の会社の事業方針が変更されたことで、今後プラントエンジニアリングに携わることが難しくなる可能性が生じていました。そこで、それまでの経験を活かしてプラントエンジニアリングに挑戦できる会社がないかと考えていた矢先、転職エージェントから住友化学を紹介されました。正直なところ、「選考の基準は厳しそうだが、話だけでも聞いてみよう」という気持ちで説明会に参加しました。
住友化学を選んだ決め手は何でしたか?
最大の決め手は、幅広い製造ラインでプラントエンジニアリングに取り組めることでした。しかし、私にとって化学工場は未知の領域。化学工学の知識は不足していましたし、未経験の機械も多い。果たして役に立てるのだろうかという不安がありました。唯一、前職とは扱う流体は異なっていても、プラントエンジニアリングの進め方自体は大きく変わらないことが安心材料でした。

前職との比較 — H. S.さんが感じた違い

住友化学
  • 人を大切にする文化

    人と向き合って仕事を進める

  • チームで仕事を進める会社

    多様な関連部署の知見を学ぶことができる

  • 業務上のルールが体系的に整備

    課題に直面して悩んだ時に明確な判断基準がある

入社後、新しい職場にはスムーズに適応できましたか?
配属部署は同世代の若手が多く、メンバーが自主的に集まって勉強会を開くなど、切磋琢磨しながら学べる環境が大きな助けになりました。もちろん自分自身でも、1年目から結果を出せるよう必死で努力しました。エネルギー管理士、高圧ガス取扱責任者をはじめとするさまざまな資格を取得し、今まで感覚的に把握していた知識をロジカルに理解するよう努めました。また、「依頼された仕事は決して断らない」と決め、初めての業務にも積極的にチャレンジした記憶があります。およそ3年で愛媛工場の設備運営の全体像を把握し、自分なりの考えに基づいて仕事ができるようになったと思います。
ヘルメット姿でタブレットを手に見上げるH. S. ヘルメット姿でタブレットを手に見上げるH. S.

Part 2

仕事内容 — 何を、誰と、どう進めているか

メンバー一人ひとりの話をよく聞き、
力を合わせて巨大プロジェクトを動かす

今の仕事内容を具体的に教えてください

工務部のミッションは、愛媛工場の安全・安定操業を確保することです。工場内のあらゆる設備の設計・建設・保全を統括し、効率的な運用と安全管理を指揮しています。私は部長として、全体の運営方針を決定し、メンバーが取り組む合理化や改善について最終判断を下し、業務責任を負う立場にあります。

そこで最も大切にしているのが、「部員の話を聞く」姿勢です。メンバーのオフィススペースで気さくに会話を交わし、仕事に関する動きから、今後のキャリアへの想い、連携する多様な部門との人間関係に至るまで、できるだけいろいろな話に耳を傾けています。先入観を持たずにまっすぐ話を聞き、必要に応じて管理職にも情報を共有して対応。こうした日々のコミュニケーションの積み重ねから工場全体の設備運営を円滑に運ぶとともに、一人ひとりがやりがいを持って仕事に取り組める環境を整えています。

チーム体制と仕事の進め方を教えてください
愛媛工場の工務部には、約160名のメンバーが所属しています。機械・電気・計装を担当するチームと、メンバーの働きやすい環境づくりを担う総務チームがあります。チームごとにスピーディーな意思決定のもと、業務を遂行しています。現在の年齢構成は20代の若手とベテラン層が多くなっていて、平均年齢は40歳を少し超えるくらい。誰もが「現場」と「人」を大切にして、関係者全員と向き合い、対話を通じて仕事を進めるカルチャーが根付いています。
職場の雰囲気と一日のスケジュールを教えてください
メンバーは皆、現場と人を大切にし、日々の業務を計画的に進めています。それでも緊急対応が必要なトラブルが発生する場合もあり、その際にはチームで連携して速やかに対応します。そのような状況では、私自身を含めてついつい時間を忘れて対応しがちですが、遅くなりすぎないように意識して、メリハリのある働き方を心がけています。トラブルや課題に対しては、皆が真剣に向き合いながらも、原因と対策を楽しんで検討しています。
プラントでタブレットを手に見上げるH. S. プラントでタブレットを手に見上げるH. S.

Time Schedule

H. S.さんの一日(在勤日のスケジュール例)
8:00
出社
メールチェック、この日の会議予定を確認(工場の定期修理時期は、定修朝礼に参加)
9:00~10:00
改善活動に関する業務の進捗を確認し、工場幹部とのミーティング資料を作成
10:00~11:00
部内ミーティングで各チームの業務進捗を確認。これを受けて工場幹部との会議でも進捗状況のポイントを共有
11:30~12:00
アクションアイテムの指示(報告資料のより分かりやすいフォーマットについて)
12:00~13:00
昼休憩
13:30~14:30
工務部メンバーの労務環境などの小さな改善に向けて総務チームと打ち合わせ
14:30~15:00
次世代の愛媛工場をつくる用地整備プロジェクトに向けた資料を作成
時間が許す時は工場に出て、建設状況や改善状況の確認、安全パトロールを実施
15:00~16:00
機械・電気・計装の各チームが抱える課題とその対応について、各課長と話し合う
16:35
退勤
明日の予定を確認し、退勤

Part 3

成長・やりがい — 入ってから、何が変わったか

2回にわたる海外プロジェクトへの挑戦。
知見を融合し、複雑な課題も解決できるように

仕事の中で「やりがいを感じる」のはどんな時ですか?

常にプラントのそばにいる緊張感は、オーナーズエンジニアリングの醍醐味です。製造現場が直面する大小の困りごとや生産性向上に向けた課題を解決する「プロ集団」として、厳しい局面をチーム一丸となって乗り越えていく。その過程に大きなやりがいを感じています。私自身「みんなで力を合わせれば、最終的にはなんとかなるだろう」と考える楽観的な性格であることも、この仕事に向いている資質かもしれません。

ある重要な製品の新規製造ラインの立ち上げを、巨額の予算を投下して推進したことがあります。工務部のメンバーは皆、プライドを持ってこの大規模プロジェクトに取り組みました。その過程では、各工程での安定的な連続生産を前提にさまざまな課題と向き合いました。
何度も現場に足を運び、現物を見て課題を把握、判断を下す日々でした。時には関係者同士で議論が白熱したり、限られた時間の中で難しい作業をお願いしたりすることもありました。

厳しいスケジュールの仕事でしたが、自分たちのやるべきことを見つめ、必ず工期内で完成させるという強い想いを持って取り組みました。工務チームと関連部門が一丸となって力を合わせた結果、なんとか計画通りに新工場を稼働させることができました。住友化学という人を大切にする会社で、一緒に挑戦する仲間がいたからこその経験だったと思います。それまで味わったことのない大きな達成感を覚え、喜び合う時間を共有できました。

住友化学だからこそできた「挑戦」や「成長」はありますか?

グローバル事業を展開する総合化学会社ならではのチャレンジとして、2回にわたる海外プロジェクト――海外駐在と長期海外出張――を経験しています。
1回目は2014年、住友化学が出資するサウジアラビアの合弁会社へ赴任し、4年半にわたって石油化学コンビナートの改善・改造に取り組みました。2回目は2021年に国内グループ会社が技術ライセンスを供与していたスウェーデンの車載用電池材料メーカーに長期出張し、新工場の立ち上げを1年かけて支援しました。

これらの多様な経験を通じて、英語でのビジネスコミュニケーションに自信を持って臨めるようになりました。さらには、技術者としてのナレッジの「引き出し」が増えたことを実感しています。設備立ち上げや改修などにおいて、複雑かつ困難な課題に直面しても、これまでに培ってきた複数の知見を組み合わせることで、最適な解決策を導き出せる力が身に付いたように思います。

今後のキャリアビジョンを教えてください
工務部長を拝命して半年あまりが過ぎました。まずは今の部署で、一緒に働く仲間がそれぞれ自分の仕事を楽しみながら、高いモチベーションで働ける環境をしっかり整えていきたいと思っています。工務部ならではの業務特性として、本人が希望すれば、専門職としてその道のプロを目指す、また、機械・電気・計装などの幅広い技術領域を横断的に学び、「多能工」としてキャリアを積み重ねることもできます。さまざまな経験年数のメンバーが、エンジニアとして視野を広げることで、今後のキャリアと人生を豊かにできるような人材育成の仕組みを整えていければと考えています。
オフィスで同僚と話し合うH. S. オフィスで同僚と話し合うH. S.

Part 4

転職して変わったこと — 働き方や生活について

豊かな自然の中、河川敷をランニング。
ワークライフバランスが充実しています

転職後、働き方や生活面で変わったことはありますか?
大阪から単身で着任しましたが、愛媛工場のある新居浜市は、気候が温暖で都会の喧噪もなく、とても生活しやすい街でした。通勤時間は自転車で約15分。大阪時代の1時間以上の通勤ラッシュから解放され、ストレスが全くなくなりました。その分、家族や自分のために時間を使うことができています。車を使えば大型ショッピングモール、飲食店やドラッグストア、病院などへのアクセスも良好です。週末には、緑地が整備された国領川の河川敷をランニングするのが習慣になりました。
Private
H. S.さんのオフの過ごし方
紀三井寺の朱塗りの山門 紀三井寺の朱塗りの山門
紀三井寺の手水舎で手を清めるH. S. 紀三井寺の手水舎で手を清めるH. S.
愛媛に単身赴任中ですが、週末は大阪に戻り、子どもの水泳大会の遠征に同行することもあります。
和歌山での大会の時には、紀三井寺で必勝祈願もしてきました。
子どもの頑張る姿を応援しながら、一緒に過ごす時間を大切にしています。
転職を考えている方に、伝えたいことはありますか?
Message
H. S.さんからのメッセージ
多様な設備を扱うことのできる愛媛工場は、プラントエンジニアにとって貴重な学びや成長のチャンスにあふれた環境です。人と人とのつながりを大切にする会社でもあり、他の事業所や工場に出張で訪れた際も、皆さんとても協力的でサポートを惜しまない風土があると感じます。私自身も経験者採用で入社後、多くの人との出会いやサポートに恵まれ、大きくステップアップすることができました。新卒・キャリア入社に関わらず、個人が取り組んだことが公正に評価され、取り組んだプロセスを評価してもらえる会社だと感じています。守備範囲の広いプラントエンジニアを目指して、私たちと一緒にチャレンジを始めてみませんか。
ヘルメット姿で遠くを見つめるH. S. ヘルメット姿で遠くを見つめるH. S.
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