有望な化合物の探索から、
農薬を製造する全プロセスを開発する
- 前職
- 研究機関に学術研究員として勤務(2年間)
- 入社年
- 2009年 キャリア入社
- 所属
- アグロ&ライフソリューション研究所
- 勤務地
- 兵庫
Part 1
個性的なリクルーターに触発され、
社会に役立つ研究の世界へ
前職との比較 — K. M.さんが感じた違い
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高い専門性と能力を持つ人材
多様な専門性・経験を持つ人材が揃っており、どのような課題の解決にも誰かが対応できる
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全員参加の報告会
案件の進捗報告やアイデア出しには全員が参加して発言する
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分析誤差への飽くなき追求
求めるデータが工業化の過程で再現できるかどうかにこだわる
Part 2
新しい農薬の製造法確立に向けて、
組織横断で研究を進めていく
農薬の製造法開発のテーマリーダーとして、各研究所や工場、事業部などのメンバーと適宜連携しながら研究を進めています。
農薬開発においては、農薬としての性能はもちろん、いかに安価につくることができるかも重要です。AIなども活用しながら、安価な原料から短い工程で合成できる合成ルートを目指して研究を行います。そのうえで品質設計に移りますが、厳密な基準に従って品質を追求していくのが、住友化学らしさだと感じています。農薬開発では、高品質な製品を安定的かつ安価につくり出すことが求められるため、ひたすら高純度を追求する医薬品開発とはまた異なる難しさ、奥の深さがあります。そうした検討を経て、本格的な工業化研究をスタートし、パイロットスケールで実験を重ねていきます。
研究の過程では、自身の所属する研究所だけでなく、安全性評価では先進基盤技術研究所、防災や設備の品質については高度生産ソリューションセンターなど、他の研究所との連携も必要です。お客様との窓口となる事業部や知財部、業務室、工場まで、さまざまな関係部署と密接に情報交換しながら研究を進めていきます。
私が担当しているチームは全員で14名ほどで、主な研究テーマは3つあります。それぞれ3~5名程度でチームを組み、OJTを通じて数年かけて育成しています。一定の実力がついてきた段階で、次の新しいテーマではリーダーを任せるなど、経験値を高めてもらっています。
会議体としては、月次の月報会の他に月の半ばに短報会という場を設け、各チームの研究方針の確認や相談をきめ細かく実施しています。私自身が話好きで、チームメンバーと関わりながら仕事を進めたいタイプであることも影響し、日常的なコミュニケーションを大切にしています。実験前には必ず相談してもらい、安全性を含めて実験プロセスに問題がないかを確認したうえで着手するルールにしており、そのおかげで、日々気軽にメンバーが話をしに来てくれます。
Time Schedule
Part 3
新たな合成ルートを発見する達成感。
この感動は今も昔も変わらない
身近なところでは、「電子実験ノート」の活用があります。電子実験ノートは、研究や実験の記録をデジタルで作成・管理・活用するためのツールですが、より研究に適したツールへとカスタマイズすることで複数の研究チームで導入、日常の研究開発の中で活用しています。
今後も継続して、研究に役立つDXや自動化を積極的に採り入れていくことで、研究員のイノベーション創出に貢献していきたいと思っています。
Part 4
住友化学に入ってから、
仕事と私生活のメリハリがつきました
住友化学への入社に伴って九州から関西に転居し、車通勤から電車通勤へと通勤スタイルも変わりました。ワークライフバランスが改善され、前職では研究にほとんどの時間を費やしていましたが、入社後は仕事と私生活のメリハリをつけやすくなりました。通勤時間を含め自分の時間が取れるので、好きなミステリー、ファンタジーやSFなど、小説を中心に本をたくさん読むようになりました。
また、当時は家族から「腰を落ち着けて就職するのだね」と受け止めてもらえたことも印象に残っています。これまでの挑戦を見守り、支えてくれた家族には感謝の気持ちしかありません。