Interview
法務 経験者採用
T. M.
事業支援担当チームリーダー 兼
コンプライアンスチーム
オフィスの通路に立つT. M. オフィスの通路に立つT. M.

法務のプロフェッショナルとして、
経験したことのない業務に挑める

前職
電子部品メーカー・法務部(5年間)
入社年
2019年 キャリア入社
所属
法務部
勤務地
本社(東京)
※掲載内容は取材当時のものです(2026年5月)

Part 1

キャリア — なぜ住友化学へ?

事業領域の広い会社で法務を担い、
グローバルな業務を通じて成長したい

前職での仕事内容を教えてください
司法修習修了後、製造業2社の法務部門で実務経験を積みました。3年半在籍した1社目の家電メーカーでは、法務部と知財法務部を兼務し、契約書審査や訴訟を担当しました。2社目の電子部品メーカーでは、新たに立ち上げた法務室を率いる形で、メンバーを育成しながら5年にわたって法務全般に携わりました。法務チームのリーダーとしてM&AやJV案件も担当し、相手企業のリスク調査やスキームの構築、契約書の作成まで、一連のプロセスを支援しました。
ソファ席で笑顔を見せるT. M. ソファ席で笑顔を見せるT. M.
転職前、どんな課題感を抱えていましたか?
前職は競争力のある商材を扱うメーカーでしたが、電子部品に特化した事業展開であり、法務としては扱う業務の広がりに欠けていました。また、立ち上げた法務室が軌道に乗り、メンバーも育っていました。そこで法務室は後輩たちに託し、私自身は次のステージを目指そうと考えました。より事業領域が広く、グローバルな視野で企業法務に挑戦できる場所を求め、転職活動を始めました。
住友化学を選んだ決め手は何でしたか?
総合化学メーカーとして幅広い事業を展開しており、私が経験したことのないビジネスやグローバル案件など、やりがいのある業務に挑戦できると思ったからです。また、各国の拠点にも地域を統括する法務部員が勤務していて、東京の法務部と連携していることも魅力的でした。面接では、過去に取り組んだM&A案件における独占禁止法上の注意点など実務上の経験談を通して、今の法務部長である面接官と意気投合。高度な専門性が求められる企業法務の現場で挑戦したいという思いから、まさに自分がさらなる成長のために求めていた環境があると感じて入社を決めました。

前職との比較 — T. M.さんが感じた違い

住友化学
  • 法務部の判断や意見を尊重

    契約や新しいビジネスを検討する初期段階から参加し、事業部門と十分な議論を重ねて協働

  • 事業領域が幅広い

    事業内容に対する幅広い理解が求められる環境で、さまざまな法的課題に対応するため、法務に求められる知識・スキルが多岐にわたる

  • グローバルな法務組織

    主要地域に法務・コンプライアンス統括が設置されグローバルで連携

入社後、新しい職場にはスムーズに適応できましたか?
入社前は、財閥系の会社なので新卒カルチャーがあり、キャリア採用の人材の活躍の場は限られるかもしれない、という懸念もなくはありませんでした。しかし、入社してみると、キャリア採用の社員が経験・専門性を活かしてさまざまな部署で活躍していました。実際に私も入社当初から法務部で即戦力のスペシャリストとして扱っていただき、重要なプロジェクトや契約を担当することになりました。部署の雰囲気も温かく、自然に適応できたと思います。1年半後には、目標の一つであった海外赴任の機会も与えられました。
資料を手に廊下を歩くT. M. 資料を手に廊下を歩くT. M.

Part 2

仕事内容 — 何を、誰と、どう進めているか

事業部門と議論を尽くし、
新しいビジネスを形にしていく

今の仕事内容を具体的に教えてください
法務の専門家としてICT&モビリティソリューション領域の事業支援に取り組み、並行して全社的なコンプライアンス体制の強化を推進しています。
事業支援チームでは、チームリーダーとして事業部の担当者から事業スキームや取引リスクに関する相談を受け、法的な観点のみならず、事業戦略や交渉戦略を含め幅広く検討し、アドバイスを提供しています。新しいビジネスの検討段階から参加して議論を重ね、事業部のメンバーと一緒に課題の解決に向けて取り組んでいます。また、個別のビジネス支援に加えて、経済安全保障法制や贈収賄防止の観点から取引審査を行うほか、社内ルールの整備にも携わっています。
さらに、コンプライアンスチームでは、住友化学の社員一人ひとりが法令や社内ルールを遵守して日々の業務に臨めるよう、全社的な啓発活動も行っています。また、各国のグループ会社と連携したコンプライアンス体制の維持・強化にも取り組んでいます。
チーム体制と仕事の進め方を教えてください
私自身は育児休業から復帰したところですので、事業支援についてはもう一人のチームリーダーに主にメンバーのマネジメントをお任せし、リーダー2人体制をとることで業務負荷を軽減し、子育ての時間を確保しています。
事業支援チームの業務では、プロジェクトや案件ごとに実務担当のメンバーがアサインされています。メンバーはアグロ&ライフソリューション領域の案件も兼務。週に1回チームミーティングを開き、それぞれの担当業務について情報を共有しています。担当案件については重要な局面で上司である部長に報告し、ここで改めて議論・検討することで、さらに理解が深まり、課題の解決につながることも多いです。
住友化学の法務部は事業部との距離が近く、一体感を持って業務を進めていく特徴があります。プロジェクトが動く中で、法務としてこれまで「やったことのない仕事」に取り組む機会もあります。そのような状況と向き合って、積極的にチャレンジしていくタフなメンバーが多いと思います。
職場の雰囲気と一日のスケジュールを教えてください
少数精鋭の落ち着いた雰囲気でありながら、コミュニケーションの活発な部署だと思います。法務のスペシャリストとして、各事業部や研究・製造部門などの関係者との対話を大切にして、ビジネス課題を着実に解決していこうとする方が多いと感じています。一日の動き方に関しては、各部員のプライベートの事情やワークスタイルに応じていろいろな方がいますが、私に関していえば、今は在宅勤務も適宜活用して子育ての時間を確保しながら、フルタイムの業務に集中して向き合う毎日です。
デスクでノートPCに向かうT. M. デスクでノートPCに向かうT. M.

Time Schedule

T. M.さんの一日(在勤日のスケジュール例)
9:30~10:00
出社 メールチェック
※週に1、2回はリモートワークを活用
10:00~12:00
会議・打ち合わせ
事業部と新規事業に関する法律相談
国内グループ会社のコンプライアンス担当者と打ち合わせ
12:00~13:00
昼休憩
13:00~15:00
会議
進行中の案件に関して事業部メンバーと進捗共有
社外の専門家と打ち合わせ
15:00~18:30
担当業務
進行中の新事業に関する法的リスクの検討
コンプライアンス関連の調査業務
18:30
退勤

Part 3

成長・やりがい — 入ってから、何が変わったか

部門を超えてチームが力を合わせ、
新しい挑戦を積み重ねられる

仕事の中で「やりがいを感じる」のはどんな時ですか?
事業部と一体となって進めるプロジェクトでは、案件初期から関係者と議論を重ね、同じ方向を向いて取り組む経験ができます。さまざまなメンバーと事業のこれからを見据え、力を合わせていくつもの課題を乗り越え、解決方法を探っていきます。その過程はやりがいが大きく、住友化学ならではの法務の魅力を感じます。新規事業の開発や投資案件、M&Aなど、幅広いビジネスの「最前線」に参加する経験は新鮮です。もともとチームプレーが好きなので、法務をバックグラウンドとしてチームの一員として専門性を発揮できる面白さを感じています。
住友化学だからこそできた「挑戦」や「成長」はありますか?
入社時の面談で「可能であれば海外で働く経験もしたいです」と話していました。すると、本当に入社して1年半ほどで中国・北京のグループ会社に、地域の法務・コンプライアンス統括担当(Regional Legal and Compliance Office)として駐在することになりました。
当時、中国に20社以上あったグループ会社との関係構築を進めながら、現地の新たな法律の施行などに伴って取り組むべき課題を整理し、一社ごとに対応を依頼しました。2年半の駐在経験を経て、それまで明るくなかった中国法に関する知識と経験を積むことができました。また、多様なリスクに対する感度が磨かれ、ビジネスでの異文化コミュニケーションを通じて柔軟に対応する力と精神的な強さを身につけることができたと思います。
今後のキャリアビジョンを教えてください
引き続き事業部と連携してさまざまな案件に参加し、法的アドバイスを積み重ね、リーダーとして幅広くナレッジと経験を蓄積していきたいと考えています。今後はコンプライアンスチームとしての活動にも一層注力し、社員向け研修コンテンツの作成や講師としての活動、コンプライアンス推進月間の活動などを通して住友化学グループ全体のコンプライアンス活動のさらなる推進に貢献していきたいと思います。
また、チームの若手・中堅メンバーの育成という観点では、さまざまな課題に一緒に取り組む中で、メンバーも私自身も共に成長できるような関係を目指せればと思っています。
同僚とノートPCを囲んで話すT. M. 同僚とノートPCを囲んで話すT. M.

Part 4

転職して変わったこと — 働き方や生活について

異なる環境に身を置き、
働き方を模索しながら成長できる

転職後、働き方や生活面で変わったことはありますか?

住友化学に入社してから、働き方や生活は3回にわたって大きく変化しています。
まず、2019年に入社してすぐ、事業部ととても近い距離で案件を進めていく業務スタイルの洗礼を受けました。法務としての発言力が強い反面、責任の重大さを自覚し、気を引き締めて打ち合わせに臨むようになりました。
2回目の環境変化は、2021年に出向した中国のグループ会社での経験です。異文化圏での2年半は大きな自信につながりました。コロナ禍での単身赴任でしたので、渡航制限や行動制限がある中で、言語や商習慣の違いに向き合いながら生活し、業務を行ったことで心身両面で成長する機会となりました。
そして東京に帰任後、2024年の年末から約1年間の産休・育休に入り、その後の働き方はまた大きく変化しています。在宅勤務やフレックス制度を活用し、プライベートを大切にしながらメリハリを持って仕事に取り組んでいます。

すべての環境変化を、住友化学という「人を大切にする会社」の一員として、それぞれの環境やライフステージに応じた働き方ができていると感じています。また、一貫して応援し続けてくれた家族にも心から感謝しています。

転職を考えている方に、伝えたいことはありますか?
Message
T. M.さんからのメッセージ
かつて家電メーカーと電子部品メーカーに勤めていましたが、当社の事業領域は想像よりはるかに広く、私の担当しているICT&モビリティソリューション事業だけを見ても、半導体関連材料、ディスプレイ材料、モビリティ関連材料と多彩であり、独自の競争力を持つ製品ばかり。ローテーションで担当の部門が変わるとさらに製品やビジネスも異なります。ビジネスの構造やリスクの特徴もそれぞれ異なるため、一つひとつの案件に向き合う中で、自然と視野が広がり、事業への理解も深まっていきます。幅広い事業領域に関わりながら、自身の専門性を深めたい方、複雑な法的課題に正面から向き合い、ビジネスに貢献する法務を目指したい方にとって、きっと手応えのあるフィールドになると思います。その意味で、何事にもチャレンジ精神を持って取り組めるような法務経験者の方と、一緒に仕事ができればと思っています。
観葉植物を背に微笑むT. M. 観葉植物を背に微笑むT. M.
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