プロセスエンジニア世界に広がる製品を作る。
住友化学だから追い求められる
研究と製造の新境地

- H.M.大阪工場 製造部 第三製造課
2008年入社

- K.N.工業化技術研究所 研究グループ(大阪プロセス)
2023年入社
大企業だから可能な大規模事業に携わる期待感
- K.N.
- 私は2年ほど前に経験者採用で入社しました。前職ではメーカーで食用油を造る技術職として働いていましたが、8年ほど勤める中で、もっと規模の大きな仕事に挑戦してみたいという気持ちが強くなっていきました。そのような時、住友化学が扱っている製品の規模感や世の中に与えるインパクトの大きさを知り、純粋に「ここで働いたら面白いだろうな」と興味が湧いたのです。面接で「他のエンジニアが全く想像もつかないようなプロセスが、うちには広がっている」と聞いた時は、とてつもなくすごいことをやっている会社なのだと、ワクワクしたのを覚えています。H.M.さんは入社のきっかけは何でしたか?
- H.M.
- 私は新卒で入社して、もうすぐ17年目に入ります。学生時代は化学工学を専攻していました。学んだことを生かしたいという漠然とした思いを抱えながら就職活動をしていた頃、大学に住友化学のリクルーターの方が来訪されました。進路を決められないといった話をしたところ「住友化学の事業領域は広いので、入社してすぐではなくても、いずれ君が本当にやりたいことが見つかるはずだ」と言われたのが非常に印象的でした。具体的な目標が固まっていなかった私にとって、「この会社には自分の可能性を広げてくれるような懐の深さがあるのではないか」という期待感を持てたのが入社を決めた大きな理由です。
- K.N.
- 私も懐の深さを感じています。実は入社した決め手のひとつになったのが、当時住友化学 大阪工場で働いていた大学の先輩から聞いた会社の実際の様子や社風の話でした。現場の裁量が大きく、やりたい仕事を提案できる環境であることを教えてもらったときに「やりたいことを尊重してくれる会社なんだ」と感じ、入社の決意を固めました。
- H.M.
- そうだったのですね。私は、多様な事業分野があるからこそ、キャリアの選択肢が豊富だという期待感を持ち入社しました。実際、10年いた研究所では様々なプロジェクトに携わりましたし、研究から製造現場への異動も経験しています。自身の専門性を生かしながら様々な領域にチャレンジできたのも、住友化学だからこそだと実感しています。
研究所、そして製造現場。多様なキャリアの先にある成長
- H.M.
- K.N.さんは入社してからどのような業務に携わったのでしょうか。
- K.N.
- 私は入社してから3カ月後に、大分工場での新規農薬の製造プロセス立ち上げに携わりました。またその後も、大分工場内の別工場での関連製品の製造プロセス立ち上げが続くなど、非常にダイナミックな環境です。正直、転職してすぐにこれほど大きな仕事を任されるとは思っていませんでした。
- H.M.
- それはすごいスピード感ですね。私のキャリアの始まりは、K.N.さんと同じ工業化技術研究所からです。そこは研究開発の小実験スケールと、実際の工場の量産スケールとの間に位置するパイロットスケールの部隊で、プロセス開発において研究と工場の橋渡し役を行うなかで、様々な技術を経験させてもらいました。分野の違う複数の新規材に関するプロセス開発に携わるなど、本当に多岐にわたるプロジェクトに関わりましたね。そして数年前に、今の大阪工場の製造部へ異動し、昨年から製造課長として現場をまとめています。
完全に畑違いへの異動というわけではありませんが、新たに覚えなければならないことも多く大変でした。一方で、期待をかけてもらいながら様々な経験を重ねることができているのは、とてもありがたいと思っています。
- K.N.
- H.M.さんのお話を伺うと、改めて会社側が従業員に期待してくれていると感じますね。応募する前は、”住友”という名前から堅い社風をイメージしていたのですが、実際は全く逆でした。担当者レベルの意見でも上司が真剣に耳を傾けてくれますし、自由闊達な議論を推奨する文化が根付いていることに、いい意味でギャップを感じました。
- H.M.
- 私もそう思います。特に研究所は、それぞれの専門家が意見をぶつけ合って、より良いものを生み出していく雰囲気があります。私も10年間の研究所生活で多くのことを学び、その経験が今の製造現場でのマネジメントに生きています。
「人」と「安全」を基盤に、巨大なスケールの仕事に挑む
- K.N.
- やはり、巨大なスケールの事業に携わることができるのは、住友化学ならではの魅力であり、大きなやりがいです。自分が関わった製品が世の中に出ていく、その影響力の大きさを実感できるのは非常にうれしいです。
- H.M.
- 本当にそう思います。そして、その大きな事業を支えているのが、徹底した「安全」への意識です。これは会社全体の文化として根付いています。「安全を最優先」という価値観は、どんな時も揺らぐことはありません。なによりも安全が第一。この姿勢は入社当初から徹底的に教育されますし、製造現場では特に強く感じます。
- K.N.
- それは私も強く感じます。新しいプロジェクトを立ち上げる際は、まずリスクを徹底的に洗い出すことから始まります。みんなで不安な箇所を潰してから次に進むので、大きなプレッシャーの中でも安心して仕事に取り組むことができます。「チームで乗り越える」という意識が強いですね。専門家が多く、部署の垣根を越えて気軽に相談できる環境も心強いです。また、チームに甘んじることなく、きちんと個々の力が発揮されているのも良い社風だと考えています。
- H.M.
- まさにチームワークですよね。製造現場でも、使う設備は基本的に共通ですが、扱う製品によってプロセスは全く異なります。それでも対応できるのは、それぞれの知見を持ったメンバーが協力し合うからです。また、働きやすさという点でみれば、現場の姿勢だけでなく制度面でも恵まれていると感じます。
- K.N.
- 同感です。私がうれしいのはコアタイムのないフレックス制度ですね。子どもの送り迎えなど、家庭の事情に合わせて柔軟に働けます。実際、子どもが熱を出した時など何度も周囲に助けられています。「遠慮しないで休んでくださいね」と言われるなど、ワークライフバランスを重視してくれますね。
- H.M.
- それはK.N.さんのチームだけではなく、製造現場でも同じです。プライベートと両立しやすい環境であることが広まったおかげか、女性の技術スタッフも増えました。子育てをしながら活躍している社員もたくさんいますし、中には私と同じ課長職の女性もいます。皆で支え合う文化があるから、性別やライフステージに関わらず、安心してのびのびと活躍できるのだと思います。
情熱が生むやりがい。手がけた製品が世に出る喜びを味わおう
- H.M.
- 私は、これからも国内外を問わず、常に「新しいこと」にチャレンジし続けたいと思っています。慣れた仕事をするのも大切ですが、新しい環境に身を置くことで、自分自身がさらに成長できると信じています。今後も異動の機会があるでしょうから、そのチャンスも生かしていきたいですね。
- K.N.
- 私も同じです。新しいことをどんどんやりたいタイプなので。今は研究所にいますが、いずれはH.M.さんのように製造現場を経験して、さらに知見を深めていきたいと考えています。前職では経験できなかった、モノづくりの最前線に立つことに魅力を感じています。
- H.M.
- ぜひ、製造現場でお待ちしています!住友化学は、K.N.さんのように現状に満足せず、主体的に学びながら新しいことに挑戦したいという人にぴったりの環境だと思います。もちろん、与えられた仕事に一生懸命取り組む中で、新たな興味を見つけていくこともできます。大切なのは、積極的に仕事に取り組む姿勢ですね。
- K.N.
- そうですね。周りの意見を聞きながらも、自分の考えをしっかり持ち、積極的に発信できる方は、この会社で活躍できると思います。自分が造ったものが世の中に出ていく、その喜びを一緒に分かち合える人と働きたいです。自分の仕事に情熱を持てる方であれば、きっと大きなやりがいを感じていただけるはずです。そうした方と一緒に働けるのが楽しみです。
- H.M.
- 住友化学は、社員一人ひとりの成長を後押しし、頑張った人がきちんと評価される会社です。安心してチャレンジできるこの環境で、今いるメンバーに加え、新しいメンバーとも一緒に可能性を追求していきたいです。
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